【#みんなのギモン】自民党総裁選を“左右”…議員票を奪い合い?
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2025年09月16日
小泉農林水産相と林官房長官が16日、自民党の総裁選に立候補する考えを正式に表明しました。閣内からも支持の表明が相次ぐなど、各陣営の動きが本格化しています。
この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/politics/baef3d1b21b34ab797d0e6940c605b9e
そこで、今回の#みんなのギモンでは、「総裁選を“左右” 議員票を奪い合い?」をテーマに、日本テレビ政治部の矢岡亮一郎解説委員が解説します。
◇
10月4日の投開票まであと2週間あまり。カギを握る議員票の行方についてお伝えします。
16日に相次いで立候補を正式に表明した人たちを見ていきましょう。
まず、これまで明言を避けていた小泉農水相と林官房長官が16日、正式に立候補を表明しました。そして、すでに立候補を表明していた小林元経済安保担当相は16日、政策発表の会見を開きました。
自民党前幹事長の茂木氏は先週、会見を行っています。高市前経済安保担当相は正式な表明はまだですが、立候補する意向を固め、陣営幹部に伝えています。
■自民党総裁選の仕組み
――その中で、仕組みも含めて、どのように進めていくのでしょうか。
自民党総裁選の仕組みですが、国会議員票295票と全国およそ100万人の党員・党友による党員票295票を合わせて590票で争われます。まず、先に投票が行われる党員票の行方について、最新の世論調査から分析します。のちに議員票にも影響するので重要です。
次の自民党総裁に誰がふさわしいか、と尋ねた回答を、自民党支持層に限って見てみると、小泉氏が33%、高市氏が28%、林氏が8%、茂木氏が6%、小林氏が5%でした。
小泉氏、高市氏が3位以下を大きくリードし、「2強」の構図になっています。
――自民党支持層に限ると、小泉氏が1位につけているということですね。
ただ、自民党支持層と党員は、必ずしも一致しませんが、この支持率の数字を総裁選の規程に基づいて、票の数に換算してみます。すると、小泉氏122票、高市氏104票などとなります。
去年の総裁選で、高市氏が1回目の投票で獲得した党員票は109票ですから、小泉氏が現段階で有利なようにも見えます。
■去年の総裁選の国会議員票は…
――国会議員票と党員票が半分ずつのボリュームを占めるという中では、党員票の行方はかなり大きいですね。
もう1つのポイント、議員票を見ていきます。去年の総裁選で各候補が獲得した国会議員票をおさらいします。小泉氏75票、高市氏72票、小林氏41票などとなっていました。
ただ、この議員票を投じた人たちの中には、すでに落選した方、引退した方、亡くなった方がいます。
小林氏でいえば、前回議員票を入れた41人のうち17人、4割以上が議員ではなくなっています。
――ほかの陣営でも結構な人数が減っていますね。
だから各陣営とも、新たに支持してくれる議員を獲得しないといけません。
今回、どれくらいの議員票を集めているのか、各陣営を取材すると次のような声が聞こえてきます。
小泉陣営では、前回の総裁選で、党内でも意見が対立する選択的夫婦別姓などで、自身の考えを打ち出し、伸び悩んだ反省から複数の陣営関係者が「今回は主張を抑える」と話しています。
一方、林陣営では、豊富な閣僚経験を強みとし、陣営内からは「討論会に出れば、強み、実力は伝わる」との声もあり、経験をアピールし、議員票を積み増したい考えです。
■前回の各陣営議員の動向は?
――自民党の党員・党友というのは100万人くらい。国政選挙の有権者が約1億人ということを考えれば、確かに投票できる人は限られますが、未来の首相になるかもしれないわけですから、大きな議論で政策を聞いてみたいですよね。
そこで着目したいのが、前回立候補して、今回はしないとみられる人たち4人の動向です。
この人たちと支持した議員の票が、どこに行くのかということですが、上川氏は旧岸田派で、林氏と同じ派閥でした。陣営には、旧岸田派と麻生派の議員が多いものの、ご本人含めて、どこに向かうのかは見通せません。
河野氏は、小泉氏と「小石河連合」といわれた時期もありましたし、小泉氏支持との見方があります。
ただ前回、河野氏を支持した議員は、河野氏が所属する麻生派が多く、やはりまだ見通せません。
また、加藤氏は16日、小泉陣営が開いた会合に姿を見せ、選対本部長に就任します。ただ、加藤陣営の一部は保守系議員なので、高市氏や小林氏を支持するのではとの見方があります。
石破首相の陣営は、石破政権の閣僚でもある小泉氏か林氏に流れるとの見方があります。
最新の動きとして、前回、石破首相を支持した中谷防衛相が16日、林氏支持を表明しました。
自民党総裁選は、常に各陣営の「引き剥がし」など熾烈(しれつ)な票の奪い合いが起きます。今回は解党的出直し、といっているわけですから、ぜひ議員一人一人が政策などを優先して一票を投じてほしいと思います。
(2025年9月16日放送「news every.」より)
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#自民党 #総裁選 #議員票 #小泉農林水産相 #林官房長官 #小林元経済安保担当相 #高市前経済安保担当相 #茂木前幹事長 #日テレ #newsevery #ニュース
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10月4日の投開票まであと2週間あまり。カギを握る議員票の行方についてお伝えします。
16日に相次いで立候補を正式に表明した人たちを見ていきましょう。
まず、これまで明言を避けていた小泉農水相と林官房長官が16日、正式に立候補を表明しました。そして、すでに立候補を表明していた小林元経済安保担当相は16日、政策発表の会見を開きました。
自民党前幹事長の茂木氏は先週、会見を行っています。高市前経済安保担当相は正式な表明はまだですが、立候補する意向を固め、陣営幹部に伝えています。
■自民党総裁選の仕組み
――その中で、仕組みも含めて、どのように進めていくのでしょうか。
自民党総裁選の仕組みですが、国会議員票295票と全国およそ100万人の党員・党友による党員票295票を合わせて590票で争われます。まず、先に投票が行われる党員票の行方について、最新の世論調査から分析します。のちに議員票にも影響するので重要です。
次の自民党総裁に誰がふさわしいか、と尋ねた回答を、自民党支持層に限って見てみると、小泉氏が33%、高市氏が28%、林氏が8%、茂木氏が6%、小林氏が5%でした。
小泉氏、高市氏が3位以下を大きくリードし、「2強」の構図になっています。
――自民党支持層に限ると、小泉氏が1位につけているということですね。
ただ、自民党支持層と党員は、必ずしも一致しませんが、この支持率の数字を総裁選の規程に基づいて、票の数に換算してみます。すると、小泉氏122票、高市氏104票などとなります。
去年の総裁選で、高市氏が1回目の投票で獲得した党員票は109票ですから、小泉氏が現段階で有利なようにも見えます。
■去年の総裁選の国会議員票は…
――国会議員票と党員票が半分ずつのボリュームを占めるという中では、党員票の行方はかなり大きいですね。
もう1つのポイント、議員票を見ていきます。去年の総裁選で各候補が獲得した国会議員票をおさらいします。小泉氏75票、高市氏72票、小林氏41票などとなっていました。
ただ、この議員票を投じた人たちの中には、すでに落選した方、引退した方、亡くなった方がいます。
小林氏でいえば、前回議員票を入れた41人のうち17人、4割以上が議員ではなくなっています。
――ほかの陣営でも結構な人数が減っていますね。
だから各陣営とも、新たに支持してくれる議員を獲得しないといけません。
今回、どれくらいの議員票を集めているのか、各陣営を取材すると次のような声が聞こえてきます。
小泉陣営では、前回の総裁選で、党内でも意見が対立する選択的夫婦別姓などで、自身の考えを打ち出し、伸び悩んだ反省から複数の陣営関係者が「今回は主張を抑える」と話しています。
一方、林陣営では、豊富な閣僚経験を強みとし、陣営内からは「討論会に出れば、強み、実力は伝わる」との声もあり、経験をアピールし、議員票を積み増したい考えです。
■前回の各陣営議員の動向は?
――自民党の党員・党友というのは100万人くらい。国政選挙の有権者が約1億人ということを考えれば、確かに投票できる人は限られますが、未来の首相になるかもしれないわけですから、大きな議論で政策を聞いてみたいですよね。
そこで着目したいのが、前回立候補して、今回はしないとみられる人たち4人の動向です。
この人たちと支持した議員の票が、どこに行くのかということですが、上川氏は旧岸田派で、林氏と同じ派閥でした。陣営には、旧岸田派と麻生派の議員が多いものの、ご本人含めて、どこに向かうのかは見通せません。
河野氏は、小泉氏と「小石河連合」といわれた時期もありましたし、小泉氏支持との見方があります。
ただ前回、河野氏を支持した議員は、河野氏が所属する麻生派が多く、やはりまだ見通せません。
また、加藤氏は16日、小泉陣営が開いた会合に姿を見せ、選対本部長に就任します。ただ、加藤陣営の一部は保守系議員なので、高市氏や小林氏を支持するのではとの見方があります。
石破首相の陣営は、石破政権の閣僚でもある小泉氏か林氏に流れるとの見方があります。
最新の動きとして、前回、石破首相を支持した中谷防衛相が16日、林氏支持を表明しました。
自民党総裁選は、常に各陣営の「引き剥がし」など熾烈(しれつ)な票の奪い合いが起きます。今回は解党的出直し、といっているわけですから、ぜひ議員一人一人が政策などを優先して一票を投じてほしいと思います。
(2025年9月16日放送「news every.」より)
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