【高橋洋一】“なんで増税なんだ”…元財務官僚が国会でブチまけた「数百兆円の隠れ資産」【国会中継】

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2026年07月05日
【高橋洋一】“なんで増税なんだ”…元財務官僚が国会でブチまけた「数百兆円の隠れ資産」【国会中継】

今回の動画は、元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏が、2023年4月28日の衆議院・連合審査会(参考人質疑)で語った「防衛増税は必要ない」という意見陳述を取り上げます。

「なんで増税なのか、私はちょっとさっぱり分からない」——。43兆円の防衛費、その追加財源をめぐって、高橋氏は増税以外の“4つの財源”(建設国債・国債整理基金・外為特会の評価益・ふるさと納税型)を具体的に提示。さらに、政府を「連結(統合政府)」で見れば財政に余裕があり、徴税権など“隠れた資産”は数百兆にのぼると指摘し、「なぜ増税が最初なのか」と問いかけます。

内側を知る元官僚の視点は、増税ありきに見える議論に鋭い一石を投じます。もっとも、その財源論には「一時的なお金にすぎない」「徴税権は資産に計上しない」といった専門家の反論もあります。

動画後半では、カピバラ政論オリジナルの「まとめ解説」で、高橋氏の主張と反論の両方を整理し、私たちなりの視点を加えました。あなたはどう感じましたか? ぜひコメント欄で教えてください。

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【用語の解説】

★高橋洋一 参考人
高橋洋一(たかはし よういち)氏は、旧大蔵省・財務省出身の元官僚で、嘉悦大学教授(当時)。内閣府参事官などを歴任し、政府の資産・負債を分析する「統合政府バランスシート」論やいわゆる「埋蔵金」論で知られる数量政策学者。動画では参考人として意見を述べている。

★防衛費 43兆円(5年)
政府は2022年末の安保3文書で、2023〜2027年度の5年間の防衛力整備の水準を約43兆円(従来の約1.5倍)に引き上げる方針を決定。高橋参考人は、その追加所要14.6兆円の財源内訳を検証している。

★財源の4本柱
政府が示した防衛費増額の追加財源14.6兆円の内訳は、①税制措置(=増税)②防衛力強化資金 約4.6兆円 ③決算剰余金の活用 約3.5兆円 ④歳出改革 約3兆円。高橋参考人は「一番上の増税だけ具体的な数字が書かれていない。引き算すれば約3.5兆円」と指摘した。

★連結会計・統合政府
連結会計(統合政府バランスシート)は、政府本体に加えて日本銀行など関連機関も『子会社』として合算し、資産と負債を通算して財政を捉える考え方。高橋参考人は『財政は連結で見るのが当たり前で、そう見れば当分の間は大丈夫』と主張した。※財務省や主流派には、徴税権などを資産に含める見方への異論もある。

★徴税権
徴税権は、国家が将来にわたって税を徴収できる権利。高橋参考人は、これを『隠れた資産として数百兆円あり、日本の財政はちょっとやそっとでは潰れない』と主張した。ただし徴税権は将来の税収の割引現在価値であり、通常の企業会計のバランスシートには資産計上しないため、財務省や主流派経済学者には異論がある点にも留意。

★決算剰余金
決算剰余金は、税収が見積もりを上回ったり歳出が予算を下回ったりして決算で生じる剰余金。財政法上、その半分以上は国債償還に充てるルールがある。政府の防衛財源案では、5年間で約3.5兆円の活用を見込む。高橋参考人は『財務省次第で数字が動くもの』と指摘した。

★外国為替資金特別会計(外為特会)
外国為替資金特別会計(外為特会)は、政府の為替介入資金を管理する特別会計。ドル建て資産などの外貨準備を大量に保有し、円安局面では大きな評価益(含み益)が生じる。高橋参考人は『日本の外貨準備は対GDPでG20の中でも突出して大きく、評価益を使っていない。活用の手はある』と指摘した。

★債務償還費(60年償還ルール)
日本では、国債を約60年かけて償還する前提(60年償還ルール)で、毎年度『債務償還費』を計上している。高橋参考人は『先進各国でこうした償還基金を積む国はなく、日本独特。ここを見直せば財源になり得る』と述べた。

★建設国債
建設国債は、道路・港湾・施設など将来に資産が残る公共事業の財源に充てる国債(財政法4条但し書き)。高橋参考人は『防衛装備も資産が残るので建設国債をもっと活用でき、財政を悪化させる話ではない』と主張した。安倍元総理も防衛国債に言及していた。

★ふるさと納税
ふるさと納税は、自治体に寄付するとその分だけ所得税・住民税が控除される制度。高橋参考人は自らの制度設計への関与に触れ、『税額控除は法律で決めるので議会統制が働く。財務省は予算外だからダメと言うが、集めて配るのが仕事の人の言い分にすぎない。民主的で納得感の高い手法だ』と述べた。

★抑止力
抑止力は、攻撃してくれば反撃で大きな損害を受けると相手に思わせ、そもそも攻撃を思いとどまらせる考え方。高橋参考人は、過去約300年の戦争データの分析から『戦争の確率は、相手が民主国か・防衛費のアンバランス・同盟関係の3要素で決まる』とし、防衛力強化を総論として評価した。

★防衛増税
防衛増税は、防衛費増額の財源として決められた増税で、法人税・たばこ税・所得税(復興特別所得税の一部転用)が対象。開始時期は繰り返し先送りされてきた。高橋参考人は『4つも財源が簡単に確保できるのに、なぜ増税なのか、私はさっぱり分からない』と締めくくった。

【タイムスタンプ】

00:00 ダイジェスト
00:24 防衛費43兆円と財源の“4本柱”(増税だけ数字がない)
02:02 財源の中身を点検/防衛力強化は「抑止力」
03:15 増税以外に、財源は4つある
04:49 財政は「連結」で見よ ― 徴税権は数百兆の“隠れ資産”
05:36 債務償還費と外為の“含み益”
06:46 ふるさと納税と「集めて配る人」の理屈
07:56 結論「なんで増税なのか、さっぱり分からない」
08:13 まとめ解説(カピバラ政論の視点)

【引用】※ルールを遵守して制作しております

■衆議院インターネット審議中継:https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
■参議院インターネット審議中継:https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

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