「ルポ」ウクライナ侵攻 ロシア軍との激戦地に共同通信記者 迫る無人機「殺りく地帯」

共同通信 KYODO NEWS
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2026年06月01日
巨大なハエが飛んでいるような不気味な音が頭上に響く。「ロシアのドローン(無人機)だ。車から離れて茂みに隠れろ」。ロシア軍との激戦地、ウクライナ東部ドネツク州の草原で同国軍の無人機部隊の隊長が叫ぶと、訓練中の隊員は散弾銃を空へ向けた。別の場所から大きな砲撃音が響いた後、隊長は言った。「迎撃した。大丈夫だ」
ロシアが制圧を図る同州の前線両側約25キロの一帯は両国の無人機が旋回し、互いを攻撃し合う「キルゾーン(殺りく地帯)」が広がる。前線に近くウクライナが州内の最重要防衛拠点と位置付ける都市クラマトルスクも侵食していた。共同通信記者が23~24日、現地に入り、人工知能(AI)導入も進める無人機部隊に密着した。現代戦では無人機の重要性が増している。

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